2008年7月27日日曜日

ダンゴムシの食べた落ち葉

 
 
 8月には、20日ほど中国に滞在する予定があるので、ダンゴムシの飼育が継続できないため、家の近くの草むらに放しました。ダンゴムシを放した際に、落ち葉の食べられた様子を写真に撮っておきました。科学的な記録とするなら最初に飼育ケースに入れた際の落ち葉も写真を撮り、比較できるようにすべきでしたが、そこまでは出来ませんでした。しかし、落ち葉の食べられ方の一端を知ることが出来ます。典型的には、上の写真の左下のように端から食べますが、上の写真の右上の葉のように葉っぱの中を丸く刳り抜くように食べる場合もありました。また、上の写真の右上の葉の左半分のように葉脈だけ残るような食べ方もしていました。飼育ケースの中で見ているときに、葉脈だけ残った食べ方のものがったのですが、今回放したときには完全に食べ尽くされて、良く判らなくなっていました。下の写真は、上の写真の葉をひっくり返して写したものです。こちらの面が、地面の方に面していた側です。砂がついたり、やや葉の表面の朽ちるスピードが速かったようです。
 今回の飼育の反省点ですが、飼育ケースに入れる砂の厚さが5ミリ前後ぐらいだったのですが、もう少し厚い、10ミリ程度の厚さがあった方が良かったかも知れません。ケース内の湿度のバッファーとダンゴムシが十分もぐれる深さを確保してやった方が良かったように思います。5ミリ程度だともぐったのが下から見えました。そんなに深くはもぐらないはずですが、ある程度の砂の厚さがあった方がダンゴムシはもぐりやすかったと思います。
 餌については、最初色々心配しましたが、野菜くずなどでも良いみたいでした。一番好んだのはスイカの皮でした。餌用に落ち葉や雑草を腐葉土のように朽ちさせるのも良いと思います。

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