2008年6月27日金曜日

ダンゴムシ飼育中(3)

私がダンゴムシを飼育するのを妻は嫌がっていたのですが、今日仕事から帰るとスイカの皮を飼育ケースの中に2つ入れていました。昨日のダンゴムシで黒だかりになっているスイカの皮をみて、妻の中で何か変化があったような気がします。

ダンゴムシに関するweb上の情報も沢山あることが判りました。
飼育方法については、「All About(オールアバウト)」が、
「ダンゴムシ博士になろう!」という記事を掲載しています。飼育方法など様々な情報を紹介してくれています。ダンゴムシは結構人気者だと言うことも判りました。

2008年6月26日木曜日

ダンゴムシ飼育中(2)

  建前上は、子供のために飼っていることになっているダンゴムシですが、父親の私の楽しみになっているのは確かです。
 風呂上がりに、子供と食べたスイカの皮をダンゴムシの飼育ケースに入れました。写真は携帯電話のカメラで撮ったもので解像度は良くないですが、スイカの皮をダンゴムシが食べている様子が映っています。実は、暗闇から電気を付けた直後はもっと沢山ダンゴムシが黒山のようになっていたのですが、写真を撮るときまでに、何匹か逃げていきました。スイカの皮以外の部分でも落ち葉を食べている様子がうかがえます。
 今回の経験から落ち葉でなくても野菜類などでも食べる可能性があり、色々餌を工夫できそうです。

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2008年6月24日火曜日

ダンゴムシ飼育中

「全ての人間は、生まれつき、知ることを欲する」(出隆訳『アリストテレス 形而上学』岩波文庫)

6月15日からダンゴムシの飼育を始めました。子供の頃から昆虫を飼うのは好きで、カブトムシ、クワガタムシ、アリなど飼ったことがあるのですが、甲殻類のダンゴムシは初めてです。

子供が1センチ近い大物のダンゴムシを見付けたので、「飼ってみようかな」とふと思っただけのことです。うちの子は、毎日、保育園から帰ると「ダンゴムシいるかな?」といってマンション入り口周辺の石をひっくり返して探しています。これだけ好きなら飼ってみようかと考えた次第です。

100円ショップで飼育用の小さなケースを買い、砂を入れて、落ち葉を入れると立派な飼育空間になりました。1日に2,3回欠かさず霧吹きで水分補給をしていますが、最初に入れた落ち葉がぼろぼろになっていく姿を見て、ダンゴムシは生態系の物質循環の中で分解者の一翼を担っていることを改めて認識しました。

子供は毎日、何度もダンゴムシを観ています。触りたがり、事実触っているようです。

10日ほどダンゴムシを飼育して判ったことは、
(1)ダンゴムシは土にもぐって休むことがある。
(2)腐葉土のように朽ちた落ち葉の方が、乾燥気味の落ち葉より好んで食べる。
(3)落ち葉は、必ずしも端から食べるのではなく、どちらかというと葉の中の方から穴を空けるように食べることの方が多い。
(4)雨の日にマンション1階の雨の当たらない階段前のテラス部分に上陸して、雨から避難している。

(4)は飼育ケース観察から判ったことではないのですが、飼育を始めてダンゴムシへの関心が高まり、今まで見過ごしていたことに気づいただけのことですが、何か大発見でもしたような気分になりました。子供はもっといろんなことをみて、大発見した気分になっているのではないでしょうか。

子供との自然観察などは、大人の知的好奇心もくすぐってくれます。冒頭のアリストテレスの言葉は確かに至言であるなと思いました。