2008年5月18日日曜日

子供と自然観察

毎週土日の午前は、天気が良くて、私にも時間があれば、3歳の子供と近所に自転車で散歩に行っています。コースは、京大馬術部の馬術練習場・厩舎を通って、京大時計台前の池で、亀と鯰を観るという定番コースです。馬術部の諸君には、「またあの親子来たよ」と思われていることでしょう。

今日は、何時もの自転車散歩と違い、自宅近くの高野川に自然観察に行きました。切っ掛けは、知人から「子供向けの自然観察ハンドブック」をもらったからですが、日曜日午前の自転車散歩のついでに、自然観察をしようというものです。

自宅を出るとすぐにハサミムシを発見、次に、菜の花(アブラナ)を観ようと高野川にいきました。先週までは、河川敷が一面黄色い絨毯だったのですが、今週は花も終わり、実りの季節になっていました。それでも残った黄色い花を一輪「ママにおみやげ」と持って帰りました。シロツメクサ、アカツメクサ(正式にはムラサキツメクサというらしい)、ナズナなどハンドブックに出ていた主な春の花をみつけることが出来たことは、収穫ですが、土手には多様な花が咲いており、また、花の付いていない多様な植物の植生があることを知ったこと、それらの名前を知りたくなったことの方が収穫でした。そして、子供とシロツメグサを観ているとき、ミツバチがやってきて花の蜜を集めている姿を久しぶりに見たときに、母親が春の田んぼで蓮華草の花から雌しべを取り出し、なめさせてくれたこと、その時にかすかに甘みを感じたことを思い出したのが、今日の一番の収穫だったかも知れません。

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